MOTHER 1

やっぱりあたしがついててあげなくちゃ。

■MOTHER The Original Story

著:久美沙織
1989/08.25 小説「MOTHER 」新潮社

不思議な力を持つ少女アナは、ケンとロイドと共に地球の危機を救う闘いに立ち上がります。ファミリーコンピューターで発売されたMOTHERを完全小説化と書いてありますが実際、最初から読み始めるといきなりアナがでてきます。

管理人も「え!なんで?!」と疑うように読み始めましたが、ふむふむなるほど。非常に筋の通った展開でした。またオリジナルストーリーということもありまして、自分の描いているキャラクターとして若干ずれが生じるかもしれません。

しかし私はこの本を読んでMOTHERをはじめると、登場人物の人格がこの小説とぴったり合い自然にイメージしたことを覚えています。ぐんぐん突き進む冒険心の高いケンと、それを見守るアナ。管理人は男なので複雑な「乙女心」というのはわかりませんが、この小説はきっと女の人に人気があるのではないでしょうか。糸井重里氏入魂の超大作RPGを完全小説化、どうぞご覧あれ。


管理人が持っている小説「MOTHER」、状態は良好なり。


もちろん発行は平成元年。
ところが見つけたのは平成15年だったりする。
みんなも探してみよう!

久美沙織(くみさおり)

岩手県出身1959年4月30日生まれ・O型
上智大学文学部哲学科卒業

1979年「水曜日の夢はとても綺麗な悪夢だった」でデビュー。のち日本SF新人賞を獲得し開花。以後さまざまな小説を世に送り出す。糸井重里作のRPGのノベライズ「MOTHER」においては特別な思いがありここからわたしの人生は変わったという。

代表作
「新人賞の獲り方おしえます」「MOTHERシリーズ」「ドラゴンクエストシリーズ」など

管理人が見る久美沙織氏のMOTHER世界観
私は両方とも読んだので、感想を書きたいと思います。SF小説の場合いかにその場にいる光景を文字として伝えるか、が大きなポイントとなると思います。久美沙織氏の小説センスはそこが非常に優れていました。ゲームという世界観の中でもなにげない光景を描写するほど難しいものはありません。物語もゲームストーリーに沿って描かれていますがマンネリ化にならないようしっかりと楽しめる要素が組み込んでありました。本はあまり読まない私でさえ読みきってしまうぐらいですからお勧めの品として紹介してもいいかと思います。

いったいどこにあるの?
私の場合市の図書館ですべて読むことができました。置いてある可能性もあるので一度調べてみることをお勧め致します。古本屋にも置いてありまして私は2冊とも手に入れました。





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